このセッションで持ち帰るもの
- 自分の仕事の中で、AIチャットに任せてよい作業を3つ言える
- AIチャットが間違えやすい作業を3つ言える
- 「これは自分でやる、任せない」と決めた作業を3つ言える
はじめの5分:まず1回、結果を出す
紙を1枚配ります。上に「今日やる予定の仕事」を1行だけ書いてください。会議の案内でも、明日の買い出しメモでも構いません。書けたら、講師がその一例を使って、目の前でAIチャットに聞いてみます。
今日やる予定の仕事はこれです。 「(例:来週の会議の案内メールを書く)」 この仕事について、AIチャットが手伝えそうなことを3つ、 短い言葉で教えてください。
出てきた3つの答えを、講師が声に出して読み上げます。端末を持っていない人も、持ってきていない人も、この時点でやることは同じです。画面に出た3つの答えを、自分が紙に書いた仕事に当てはめて「これは使えそう」「これは違うかも」と紙の余白にメモするだけで、同じ体験ができます。端末がある人は、自分の仕事でも同じように聞いてみてください。
約束
- 見るだけOK:端末もアカウントもなくても、今日の到達点には必ず届きます。紙と講師の画面だけで完走できるように作ってあります。
- 私も学んでいます:AIチャットの答えは、講師にとっても「毎回同じように驚いたり、外されたりするもの」です。正解を教える人ではなく、一緒に確かめる人としてこの場にいます。
- 質問はいつでも:手を挙げて止めてください。止まっても誰も減点されません。
- 今日の1つ:60分後、「得意・苦手・任せない」を自分の仕事の言葉で言えるようになる。今日はそれだけ持ち帰れば十分です。
考え方(1つだけ)
AIチャットは、「物知りだけど経験の浅い新人」だと思ってください。世の中に出回っている文章はよく読み込んでいるので、言葉を並べたり、たたき台を作ったり、大量の候補を出すのは得意です。一方で、あなたの会社の中でしか通じない話や、最近起きたばかりの出来事は知りません。知らないことでも、それらしく自信満々に答えてしまうことがあります。
だからこそ、仕事をAIチャットに渡す前に、次の3つに仕分ける癖をつけます。
- 得意なこと……文章の整理・候補出し・たたき台作り
- 苦手なこと……新しい事実・社内だけの事情・長い話の細部
- 任せないこと……間違えたときの被害が大きいもの、人にしか決められないもの(謝罪の判断、契約の可否、人の評価など)
「苦手」と「任せない」は同じではありません。苦手なことは、確かめれば使えることもあります。任せないことは、そもそも渡さないと決めるものです。この線引きができる人が、AIチャットを使いこなせるようになります。(海外の主要AI開発企業の研修でも、「何を任せるか」を判断する力が土台に据えられています。)
ここから先は、研修当日に
ここから先は、実際に手を動かしながら進める本編です。会場で講師と一緒に一つずつ確かめていくので、読むだけより確実に身につきます。この続きは、主催者からご依頼いただいた講座だけで行います。
当日、この続きを進めます
- ステップ1:得意なことを声に出して確かめる(12分)
- ステップ2:苦手なこと・任せないことを声に出して確かめる(12分)
- 例題カード
- 確かめる・見せ合う(8分)
- 次の一歩(10分)
- 90分版で足すこと
- 出典